前 ミヤマシトド （深山鵐）
White-crowned Sparrow		 快鳥画集
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ミヤマシトド（White-crowned Sparrow：深山鵐）です。スズメ目ホオジロ科の鳥で、全長約16cmです。カナダ、アメリカ西部で繁殖し、冬にはアメリカ西部、南部、メキシコ、キューバに渡ります。日本でも迷鳥として観察されています。山地から平地の灌木林、低木林、林縁部、藪などに生息します。草の種子などを食べます。繁殖期には虫も食べます。地上に近い低い枝やや灌木の茂みに枯草や根を用いて椀型の巣を造り、淡青緑色に褐色斑がある卵を4-5個産みます。頭上は白く、額と頭側線･過眼線が黒色です。頸･胸･腹は灰色で、背は褐色に白と黒の縦斑があり、尾は黒褐色です。
頭頂が白く鮮やかで、英名のもとになっています。
「しとど」は雀のような「小型の鳥」をさし、「みやましとど」は深山（みやま）に棲む小さな鳥として名付けられているようです。アメリカでは平地の林にも生息していますが。
「ミヤマシトドの特徴」もご覧下さい。