アカゲラ (赤啄木鳥)
Great Spotted Woodpecker
快鳥画集
No.0054
アカゲラ(Great Spotted Woodpecker:赤啄木鳥)です。キツツキ目キツツキ科の鳥で、全長約24cm、体重66-98gです。ヨーロッパから中国、日本にかけて広く分布しています。森林に生息します。木の幹を螺旋状に登りながら昆虫や木の中の虫などの餌を捕って食べます。長い舌は先端がかぎ状で、これを繰り出して木の皮の内側や穴の中の虫をひっぱり出します。枯れ木などの柔らかい部分を嘴で削って巣を造ります。木をつつく時の大きなドラミングの音、下尾筒の赤色など特徴が多い鳥です。頭頂は黒く、♂は後頭に赤色斑があり、♀には赤色斑がありません。幼鳥の頭上は雄雌ともに暗赤色です。後頸・背・肩羽・腰は黒く、肩羽の先は白です。翼は上部が黒く、風切は白と黒の横縞模様です。下尾筒は赤色で目立ちます。嘴と足は黒色です。足は対趾足で、尾羽は楔形でかたく、幹に縦に止まるときの支えとなります。
「アカゲラ♂の特徴」「アカゲラ♀の特徴」もご覧下さい。