アカハシボソキツツキ (赤嘴細啄木鳥)
Red-Shafted Northern Flicker
快鳥画集
No.0059
アカハシボソキツツキ(Red-Shafted Northern Flicker:赤嘴細啄木鳥)です。キツツキ目キツツキ科の鳥で、全長26-36cmです。北アメリカから中央アメリカの西部に分布しています。東部にはよく似た仲間のキハシボソキツツキ(Yellow-shafted Northern Flicker)が分布しています。両方合わせてハシボソキツツキ(Northern Flicker)とよばれます。森林や林、灌木のある土地に生息します。耕地や市街地の公園などにも生息します。主にアリを食べます。粘りけのある舌を巣穴に入れてアリを引き出します。草木の実なども食べます。甲虫・コオロギなども食べ、ときには空中捕食も行います。激しいドラミングをよく行います。樹木の腐った部分に穴をあけて巣を造ります。上面は褐色で黒っぼい横縞模様があり、下面は白っぼい色に黒い斑点が一面にあり、胸には大きな三日月形黒斑があります。頭上は灰色です。嘴の基部からでる頬線が♂は赤色で♀は明確な頬線がありません。翼上面は褐色に黒褐色の横縞があり、下面は赤色みをおびています。羽軸は赤色です。尾は黒褐色ですが、下面が赤色です。キハシボソキツツキは翼と尾の下面が黄色です。嘴は黒色でかなり長く、やや下に湾曲しています。
赤色の頬と胸の黒い三日月型の斑が印象的です。