前 シジュウカラ　（四十雀）
Great Tit		 快鳥画集
No.0186		 次
シジュウカラ（Great Tit：四十雀）です。 スズメ目シジュウカラ科の鳥で、全長約14cmです。 北緯60度以南のユーラシアとアフリカ北部に分布しています。北方のものは冬に南下して越冬します。 平地から低山地の広葉樹林、針広混交林に生息します。 昆虫類やクモ類を主食とし、木の実も食べます。 巣は樹洞などを利用して作ります。
平安時代までは「しじうからめ」と呼ばれていました。「しじう」は鳴き声をあらわすという説と数が多いことをあらわすという説があります。「から」は小鳥の総称を意味しているという説とかる（軽）の変化形で身軽な様子をあらわしている説があります。シジュウカラは１羽でスズメ４０羽の価値（取引価格）があるという俗説もあるそうです。
ヤマガラほどではありませんが、人懐っこい鳥で人の手のひらにのることもあります。ウィーンの公園で現地の人に教えてもらいひまわりの種を手にのせて待っていたら、手に止まってその種をとって食べました。