前 ジュウシマツ　（十姉妹）
Bengalese		 快鳥画集
No.0190		 次
ジュウシマツ（Bengalese：十姉妹）です。 スズメ目カエデチョウ科の鳥で、全長約12cm、体重13-15gの小さな鳥です。
江戸時代初期にインドから輸入されたコシジロキンパラを先祖として人の手で作り出された飼い鳥です。 他の鳥に比べて性質がおとなしく世話をしやすいため、初心者向けの鳥と言われています。 子育てがうまいため、キンカチョウなどのカエデチョウ科の鳥の仮親としてよく用いられます。 日本では「芸もの」と呼ばれる羽根の巻き上がったジュウシマツが珍重され、さまざまな巻き毛を持つジュウシマツが作り出されてきました。 ヨーロッパでは色のあざやかさや止まり木に止まった際の姿が重視され、日本にはいない色のジュウシマツが数多く作り出されています。