前 ホシガラス　（星鴉）
Nutcracker		 快鳥画集
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ホシガラス（Nutcracker：星鴉）です。スズメ目カラス科の鳥で、全長約35cmです。ユーラシアの亜寒帯と中央アジア、ヨーロッパに山岳部に分布しています。亜高山帯から高山帯の主に針葉樹林に生息します。ハイマツなどの針葉樹の実を好んで食べますが、甲虫などの虫、果実、雛鳥や鳥の卵なども食べます。秋にマツ類の種子を貯蔵して、春に給餌にりようします。日本ではハイマツの種子を重要な食料とします。針葉樹林のあまり高くないところに小枝で巣を造ります。3月ころに2-4卵産みます。♂♀同色です。全体にチョコレート色で白い斑が多数あります。大きく先のとがった嘴と発達した喉袋があります。茶黒褐色の体に夜空の星のような特徴的な白斑が多数あります。後や下から見たときの尾の付け根の白い色が目立ちます。
近くではっきりと鳴き声を聞いたことはありませんが「がぁーがー」といっただみ声のカラスのような声で鳴いているのを遠くで聞いたことがあります。
英語名はヘーゼルナッツを割って食べる鳥、和名は星のような斑のある鳥といったところでしょうか。星烏とも書きます。
「ホシガラスの特徴」もご覧下さい。