ヨーロッパコマドリ  (ヨーロッパ駒鳥)
European Robin
快鳥画集
No.0336
ヨーロッパコマドリ(European Robin:ヨーロッパ駒鳥)です。スズメ目ヒタキ科の鳥で、全長約15cmです。ヨーロッパ北東部、小アジア、北アフリカどで繁殖し、冬はヨーロッパ南部、北アフリカ、中近東に渡ります。森林、庭、公園などに生息します。人家の庭にも出てきます。地上の昆虫などを補食します。ニワトコやそのほかの木の実も食べます。餌台に呼び寄せる家庭も多いです。l2月中旬から 2月中旬に番を形成し、3月下旬巣作りを開始する。巣は地上や地上近くで、地面のくぼみ、コケや根のあいだ、木の幹の空洞などに造ります。巣材として、外側には小枝や枯葉、内側には細い木の根、草やまれに獣毛や羽毛を用います。4月末から5月初めに黄色みのある白色に褐色の斑点がある卵を5-7個産みます。上面はオリーブがかった褐色で、額から胸は鮮やかな橙色です。腹は白く、嘴は黒色で、足は黒褐色で細く長いです。
眼や頭は大きく見え、大きな瞳が愛らしい印象で人気があります。人をあまり警戒しない人懐っこい鳥で、公園などでは人の体に乗ってくることもあります。
イギリスの国鳥です。
「ヨーロッパコマドリの特徴」もご覧下さい。
鳴き声はヨーロッパコマドリの鳴き声でお聴き下さい。