前 ニシコクマルガラス　（西黒丸鴉）
Eurasian Jackdaw		 快鳥画集
No.0496		 次
ニシコクマルガラス（Eurasian Jackdaw：西黒丸鴉）です。 スズメ目カラス科の鳥で、全長33-36cmで、カラス属の中では最小です。 ヨーロッパから中央アジアと北アフリカに分布しています。日本にもまれな迷鳥として北海道で観察記録があります。 疎林、農地、公園、岩壁などに生息します。 昆虫、無脊椎動物、穀物、種子などを食べます。岩壁、木の洞、建物などに枝や茎でカップ状の巣を造ります。 集合性が強く賑やかな鳥です。 灰色の体が特徴です。
白（明灰色）と黒（暗灰色）との配色から黒丸と名付けられた西（西方）のカラスの意味でしょうか。それとも黒い丸いつぶらな瞳から名付けられたのでしょうか。 イギリスの地の果て、コーンウォール州Land's Endで夕暮れの景色を眺めていたら近くの岩にのってポーズをきめていました。北海道における観察記録が「名探偵コナン　命を賭けた恋愛中継」で事件の場所を特定するエピソードの鍵として登場します。