前 タンチョウ　（丹頂）
Red-crowned Crane		 快鳥画集
No.0553		 次
タンチョウ（Red-crowned Crane：丹頂）です。 ツル目ツル科の鳥で、全長約150cmです｡ 北海道東部とウスリー川流域から中国北東部を含むアムール川中･上流域で繁殖します。大陸のものは朝鮮半島と中国の長江下流域に渡って越冬しますが、北海道東部のものは留鳥です｡ 水草、穀類、水生動物などを食べます｡ 3-4月ころに湿原に戻ってテリトリーをかまえてアシを積み上げた巣を造ります。 白色の無地か茶褐色の斑点がある卵(約10lX65mm)を2個産みます｡抱卵後約32日で茶褐色の綿羽におおわれた雛がかえり、数日で巣から去り、自分のテリトリーを作ります｡ 英名ではManchurian Crane、Japanese Craneともいいます｡
丹頂という名前は頭頂が赤いことに由来しています。タンチョウヅルともいいます｡