前 ハマヒバリ　（浜雲雀）
Shore Lark		 快鳥画集
No.0582		 次
ハマヒバリ（Shore Lark：浜雲雀）です。 スズメ目ヒバリ科の鳥で、全長約16cmです｡ ユーラシアの北極圏とその南部、中国北部、モンゴルから近東まで、モロッコ、北アメリカの北極圏からメキシコまで、南アメリカのコロンビアにも分布しています。ヒバリ科の中でアメリカ大陸に分布する唯一の種です｡北方のものは冬期に南ヘ渡ります｡ 日本には冬鳥として北海道、本州、対馬などに少数が渡来します。 主にステップや山地の平原に生息しますが、競合種が少ないアメリカや日本などでは農地、砂漠などの開けた場所、海岸、河口、埋立地など草がまばらに生えた砂地など多様な場所に生息します｡ 地上を歩きまわって採食します。主に種子を食べますが、繁殖期には虫もよく食べます。 ツンドラや荒地の地上に皿形の巣を造り、緑白色や灰黄色などに黄褐色と細かい斑点がある卵（20.5-26×14.5-18mm）を約4個産みます。