前 ベニジュケイ　（紅綬鶏）
Temminck's Tragopan		 快鳥画集
No.0622		 次
ベニジュケイ（Temminck's Tragopan：紅綬鶏）です。 キジ目キジ科の鳥で、全長は♂が約64cm、♀が約58cmです。体重は♂が約1.4kg、♀が約950gです。 チベット南東部から雲南、ベトナム最北部、四川、陜西省南部に分布しています。 標高2500～3500mの山地の常緑林、竹林、シャクヤクの林などに生息します。冬期は2000mくらいまで下がってきます。 花や葉、草の茎、シダ、竹の若芽、苔、漿果、種子、昆虫などを食べます。初冬はナナカマドやガマズミの実を食べ、真冬には雪を掘って草を食べたりするそうです。 繁殖期は5月頃から始まります。0.5-8mの高さに枯葉や小枝で巣を造り、羽毛を敷いて産卵します。 一度に3-5個卵を産み、♀が26-28日抱卵します。