シマキンパラ (島金腹)
Spotted Munia
快鳥画集
No.0646
シマキンパラ(Spotted Munia:島金腹)です。 スズメ目カエデチョウ科の鳥で、全長約11cmです。 インド、スリランカ、マレー半島、大スンダ列島、小スンダ列島、スラウェシ島、インドシナ、中国南西部、海南島、台湾などに亜種が分布しています。 疎林から草原、市街地までさまざまな環境に生息します。 地上で草の種子を採食します。 ヤシの葉の付け根や建物のくぼみなどに、草の葉をからませた丈夫な球形の巣を造り、4-6卵を産みます。群居性が強く、巣も集団となることがあります。 ♂♀同色です。 インド、.スリランカの亜種は顔と上面が暗褐色から赤褐色、上尾筒は暗褐色から黄褐色、下面は白色で胸から脇にはクロアミメ(黒網目)と呼ばれるはっきりしたうろこ状の斑があります。嘴は灰色です。マレー半島、大スンダ列島、小スンダ列島、スラウェシ島の亜種は上面は明るい色で、腰は灰色、下面の模様は淡くてウスアミメ(薄網目)といいます。インドシナ、中国南西部、海南島、台湾の亜種は鮮やかな色調で、アミメ(網目)またはジャガタラスズメともいわれます。 英名ではScalybreasted Munia、Spice Finch、Nutmeg Mannkinともいいます。