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キバシミドリチュウハシ（Emerald Toucanet：黄嘴緑中嘴）です。 キツツキ目オオハシ科の鳥で、全長約36cm、体重約180g、♂が♀よりがやや大きいです。
メキシコ中部からコロンビア西部、ベルー南東部、ベネズエラ北西部に分布しています。 低地では林縁や森の中の広い空き地などに、標高1800-3000mの山地では森林内に生息します。やや湿気の多い森を好みます。
番あるいは5-10羽の小群で木から木に移動しますが、あまり鳴きません。 雑食性で果実、昆虫、トカゲなどを採食します。繁殖期は3-6月です。2-27mの高さの樹洞やほかの鳥のあけた巣穴を利用して営巣します。巣材はとくに用いません｡
白色の卵を3-4個産みます。♂♀で抱卵、育雛します。 鎌形の大きな嘴をもち，長さは約7.6cmで大部分が黒色ですが、上嘴の半分以上は黄色で、嘴の基部は細い白線が縁取っています。♂♀同色です｡頭頂、後頸は灰緑色、そのほかの上面は緑色、喉は白く、下面は淡い緑色、尾も緑色ですが、先端に向かうほど青みを増し、また各羽の先端には栗色の帯があります。足は対趾足（たいしそく：4本の脚の指のうち第1趾と第4趾の2本が後方を向き、第2趾と第3趾の2本が前方を向いている形）です。 |
