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ハイバラエメラルドハチドリ（Rufous-tailed Hummingbird：灰腹エメラルド蜂鳥）です。 ハチドリ目ハチドリ科の鳥で、約11cmの小さな鳥ですが、ハチドリとしては平均的な大きさだと思います。中央アメリカおよび南アメリカ北西部に分布しています。2200m以下の林縁部、潅木林、農園などに生息しますが、1600mより高いところには少ないです。
小さな鳥ですが非常にアグレッシブで餌場を守るために他の鳥に果敢に挑みます。 上面は青銅色がかった緑色、喉と胸は鮮緑色、腹が灰色で和名のもとになっていると思います｡
上･下尾筒と尾は暗赤褐色、尾の縁は青銅色です。この角度からはわかりませんが尾の縁が青銅色です｡ ハチドリの中では、必ずしも派手な方ではありませんが、適度に派手な色と地味な色が混ざっていて好印象の姿でした。♂♀同色のようです。
コスタリカで観察しました。典型的なハチドリといった印象で、良い場所で綺麗な姿を見せてくれました。細い枝の先に止まりました。ハチドリはホバリングをしながら花の蜜を吸うので有名です。いつも飛び回ったりホバリングしていて、なかなか枝に止まりません。たまには枝などに止まって休めばいいのにと思いますが、ハチドリはいつも蜜などを食べて、跳び続けていないと生命を維持できないという話を聞いたことがあります。 |
