前 チョウショウバト　（長嘯鳩）
Zebra Dove		 快鳥画集
No.0758		 次
チョウショウバト（Zebra Dove：長嘯鳩）です。全長約23cmで神社などでよく見るドバトの2/3くらいの小さなハトです。北はマレー半島、ボルネオ島から南はオーストラリア南部まで分布しています。木がまばらに生える開けた土地や茂った草原などに生息します。番か家族単位で行動しますが、採食地では多くの番が集まって群れになることもあるそうです。庭園や農地などにも訪れ、地上で草の実などを食べます。地面で活動することが多く、木の上にいるのは珍しいそうです。上面が淡褐色で、頭から下面にかけて灰色です。上面から雨覆、脇にかけて黒い斑模様があり、英名のもとになっています。嘴および足は黒色です。マレーではこの鳥を幸福の象徴としていて、英名ではPeaceful Doveともいわれます。首元のゼブラ模様が特徴で英名の元になっています。口笛をふくように長く鳴くので和名は「長嘯」鳩と名付けられています。古くから飼い鳥となっています。 英名ではBarred Ground Dove、Peaceful Doveともいいます。和名オーストラリアチョウショウバトともいいます。