前 ミヤマヒタキ　（深山鶲）
Ferruginous Flycatcher		 快鳥画集
No.0791		 次
ミヤマヒタキ（Ferruginous Flycatcher：深山鶲）です。スズメ目ヒタキ科の鳥で、全長約12cmの小さな鳥です。中国中央部、ヒマラヤ、･ミャンマーなどで繁殖して中国南部、ミャンマー、マレー半島、大スンダ列島などで越冬します。撮影した台湾では留鳥です。日本にも飛来記録があります。 高山の森林に生息します。♂♀同色です。頭は灰褐色で、嘴の基部は橙色、囲眼部は白く、背は橙褐色、腰は赤褐色、翼と尾は黒褐色で羽縁は橙色、喉は白く、胸から脇は橙色で、腹の中央は白色、嘴と足は黒色です。若鳥は頭に褐色縦斑があり、背から腰にも黒色の縦斑やうろこ模様が見られます。Ferruginousとは鉄さび色（紅褐色）のという意味で、色の特徴を表しています。他のヒタキの仲間同様に大きくクリクリとした可愛い眼です。高山に生息するので深山という和名が付けられているようです。