前 ハバシトビ　（歯嘴鳶）
Double toothed Kite		 快鳥画集
No.0836		 次
ハバシトビ（Double toothed Kite：歯嘴鳶）です。タカ目タカ科の鳥で、全長は約34cmの小型のトビです。中央アメリカ、南アメリカに分布しています。密林に生息します。枯れた大木の主に樹冠部枝に止まり、大型昆虫や爬虫類を捕えて食べます。猿が移動するときに驚いて出てくる餌を狙って、猿の移動について回ります。繁殖期は6月下旬で、♂♀ともに木の枝に巣造りを行い鳴き交わして、♂は大型昆虫を捕えてきて♀に与える求愛行為に移ります。 2-3卵産み28-30日で孵化します。♂は上面が暗褐色で、頭は灰色、胸部は栗茶色でその下に栗茶色の横縞があります。尾には4本の黒帯があります。足は黄色で虹彩は橙色です。和名は上嘴左右に歯のように尖った部分が二つある事に由来するそうですが、画像からはよくわかりません。アカハラトビともいいます。