前 オオホウカンチョウ　（大鳳冠鳥）
Great Curassow		 快鳥画集
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オオホウカンチョウ（Great Curassow：大鳳冠鳥）です。キジ目ホウカンチョウ科の鳥で、全長78-92cm、体重3.1-4.8Kgです。メキシコ東部からエクアドル西部の熱帯雨林に生息しています。頭上に短く巻いた冠羽があり、♂は下腹から下尾筒が白色ですがほかは黒色です。嘴は黒灰色で基部は黄色で、上嘴基部が瘤状にふくらんでいます。♀は嘴に瘤がありません。足は灰褐色です。♀の冠羽と頭頸部は黒と白の斑状で、上面は茶褐色です。尾には黒白の帯があり、下腹･下尾筒は淡褐色です。数が減少して絶滅が危惧されています。1825年以来ヨーロッバで飼育され繁殖にも成功しています。英名ではMexican Curassow Globose Curassowともいいます。英名のCurassowはベネズエラ北西岸沖96 kmのカリブ海にあるキュラソー島に由来していますが、同島にはホウカンチョウ科の鳥はは生息していません。