ムナフチュウハシ (胸斑中嘴)
Collared Aracari
快鳥画集
No.0906
ムナフチュウハシ(Collared Aracari:胸斑中嘴)です。キツツキ目オオハシ科の鳥で、全長約41cm、体重約230gです。メキシコ・バナマ・グアテマラからコロンビア・エクアドルに分布しています。熱帯雨林・林縁・二次林などに生息します。単独あるいは小群で行動することが多く、枝から枝を翼をたたんだまま飛び移り、果物や木の実などを食べます。樹洞やほかの鳥の巣穴に営巣したり、数羽で噂をとります。3個の白色無斑の卵を産みます。雌雄で抱卵・育雛。耕以外の鳥もヘルバーとして雛の給餌に参加します。鎌形の大きな嘴をもち、上嘴は象牙色、下嘴は黒色で、基部に細い黄白線の縁取りがあります。頭と頸は黒色で、後頸は暗赤褐色、背と中央尾羽は灰緑色、腰と上尾筒は深紅色です。胸と腹は赤みをおびた黄色で、胸中央に黒い小斑があり、腹中央の上下の縁が赤く黒帯があります。足は対趾足です。