前 07/29 カササギ
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カササギ（Magpie：鵲）です。スズメ目カラス科の鳥で、全長約45cmです。ヨーロッパ、アフリカ北西部、中東、中央アジアから東南アジア、北アメリカ西部に広く分布しています。疎林、農村、市街地に生息します。昆虫や無脊椎動物が主食ですが、ほとんど何でも食べます。小枝で枠を作り泥などで内張した椀型の巣を作ります。日本では九州の筑紫平野にいますが、これは17世紀に朝鮮半島から移入されたと考えられています。韓国の国鳥、佐賀県の県鳥です。チョウセンガラスとも呼ばれます。鳴き声が「カチカチ」と聞こえることからカチガラスという別名があり、縁起がよいと戦の時の旗印にもなりました。英名ではBlack-billeds Magpieともいいます。白と黒のコントラストが強烈ですが、よく見ると黒い翼には青色と緑色の光沢があり、微妙な色です。やはりカラス類らしく鳴き声は騒々しい「カシャ、カシャ」といった声です。
快鳥画集No.0003 カササギもご覧下さい。