前 26/41 トラフズク
Northern Long-eared Owl		 次
トラフズク（Northern Long-eared Owl：虎斑木菟）です。
全長35-40cmです。北アメリカ、ユーラシア、アフリカ北部に分布しています。平地から山地の林、河畔の林、農耕地、草地などに生息します。体の模様が虎斑（とらふ）模様（虎の毛皮のように黄褐色の地に黒の斑模様）であるためにトラフズクと呼ばれています。英語名が示しているように長い羽角（耳羽）を持っています。主食はモグラです。空中を低くゆったり飛翔して地上のネズミや枝上の小鳥なども探して捕食します。巣はカラスやタカなどの使った古巣やリスの巣を再利用することが多いです。敵が近付くと体を長く伸ばして木の枝に擬態することがあるそうです。ホーォ、ホーォと低く太い声で鳴きますが良い鳴き声だと言われています。