前 カラフトフクロウ　（樺太梟）
Great Grey Owl		 快鳥画集
No.0124		 次
カラフトフクロウ（Great Grey Owl：樺太梟）です。 フクロウ目フクロウ科の鳥で、全長61-84cmです。 寒冷なユーラシア北部、北アメリカ北部に分布しています。 針葉樹林に生息します。 全体としては大型（61～84cm）ですが羽毛がふさふさしていて、実際の体はそれほど大きくないそうです。寒さを羽毛で防いでいます。 丸く見える顔の部分を顔盤といいますが、フクロウの中で最も丸く、かつ大きい顔盤を持っているのが特徴です。バウムクーヘンのような顔と言われています。 この特徴的な顔は音を効率よく集音するのに役立つと考えられています。 大きな顔のわりには小さな眼が可愛らしいです。 低木の針葉樹林で昼夜行動し、枝にとまって獲物を探し、音もなく近づいてネズミ類を中心に小鳥などを襲って捕食します。 巣は猛禽類など大型の鳥類の古巣を利用します。