前 カワウ　（河鵜）
Common Cormorant		 快鳥画集
No.0126		 次
カワウ（Common Cormorant：河鵜）です。 ペリカン目ウ科の鳥で、全長80-100cmです。 寒帯から熱帯まで広く分布しています。 河川、湖沼、海に生息します。 潜水して魚類や甲殻類を捕らえて食べます。 水中で捕まえた魚を飲み込まずに水面に出てから呑みこむので魚捕りに利用されます。但し、有名な長良川の鵜飼いはウミウが利用されているそうです。 育雛期にはつかまえた魚をそのまま呑み込み、吐きもどして雛に餌を与えます。そのまま呑み込むのが「鵜呑み」の語源でしょうか。 朝夕にねぐらと餌場の間を群で移動します。その時にＶ字型に編隊を組んで移動することが多いです。 巣は低い樹上に小枝や枯れ草、海藻などを使って皿形に作ることが多いですが、草地や鉄塔など様々な場所にも作ります。