店名	花びし
麺タイプ	あっさりラーメン
所在地	横浜市西区西平沼橋３−９
行き方	相鉄線平沼橋駅から平沼高校方面の陸橋下
電話	０４５−３１１−２７４７
営業時間	１１：３０−２３：００
休日	(日)曜日
好感度	別格
コメント	正統派横浜ラーメン。鶏ガラスープ醤油ラーメン。訪問するといつも２杯食べたくなる数少ない店。残念ながら後継者不在で閉店。長年お世話になりました
関連情報
店の特徴	ラーメン発祥の地、横浜の伝統的味を頑なに守っていた。ご主人が亡くなり、今は営業していない。食堂とは思えないような古い建物で、カウンターなどもがたがたで傾いている。店にはメニューがない。ラーメン１種類だけなので、メニューは不要(^.^;。代わりに、杯数と値段の（かけ算）表が表示されている。私もよく複数杯食べたが、そういうお客が多いのかと思ったら、近くの平沼高校の学生が大挙して来店することがあり、その時に必要なのだとのこと。かけ算のできない学生の多い学校という意味ではありません(^^;)。ご主人はメンマを丁寧に作るのが趣味かと思うほど、暇なときはいつもメンマをしごいている。そのメンマは繊維がほとんどないような、柔らかいもので、傑作と言っていい絶品である。常連になるとメニューにないビールをメンマを肴に飲める。実際のラーメンは奥で奥さんが作っている。スープは鶏ガラを中心としたさっぱりした味で、２杯も３杯も飲んでも美味しさが変わらないという優れものである。この店は化学調味料を多用することで有名である。あっさりした鶏ガラスープに適度な旨みを加えている。日本人好みのグルタミン酸を上手に使っている。麺は細い縮れ麺で、加水率は低いようである。比較的あっさりしたスープだが、縮れ麺に良く絡み、麺によく染み込んで、絶妙なバランスの味になっている。チャーシューは伝統的な味付けで、最近の傾向からするとやや淡泊なものだが、ぱさつきはなく味わい深い。２杯目を「お代わり」と言って注文するとチャーシューが（サービスで）２枚付いてくる。最初から２杯注文すると（一人で注文しても）それぞれ１枚ずつしかのっていない。今は店の跡に近代的ビルが建てられている。郷愁の味、想い出になってしまった。残念ながらここの味を上回るラーメンに私は巡り会っていない。東京恵比寿の「恵比寿ラーメン」の醤油ラーメンが比較的近い味である。花びしの方が「シンプル」な味、食感である。残念ながら当時の写真を持っていません。どなたかお持ちの方がいらっしゃいましたら、提供してください。
メニュー	ラーメン：

感想、コメントなどはメールか掲示板でお寄せ下さい。
HPHP　野鳥版　風景版　興味版　麺食版　ブログ快鳥　ブログ快景　掲示板　アーカイブ　サイトマップ　更新記録　リンク　メール　NPHP