2010 7.1 |
コウカンチョウ(Red-crested Cardinal:紅冠鳥) |
コウカンチョウ(Red-crested Cardinal:紅冠鳥)です。 スズメ目ホオジロ科の鳥で、全長約19cmです。 ボリビア、パラグアイ、ウルグアイ、ブラジル南部、アルゼンチン北部、ハワイ(移入)に分布しています。 低地の湿潤な低木林や水辺近くの開けた林などに生息します。 草の種や昆虫などの無脊椎動物を食べます。大きな足と長い爪が体重を分散することを利用して水辺の草の上などを歩いて採食します。浮き草の上も歩けます。 ペアか小群で生活しますが、非繁殖期には大群を形成します。 やぶや低木の中の低い位置に細い根や草でカップ状の巣を造ります。 よく目立つ長い冠羽、頭、喉、上胸中央は濃い緋色です。上面は灰色、下面は白色で尾は黒いです。 姿が美しく、音楽的なよい声で鳴くため飼い鳥として乱獲され個体数が減っています。 |