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2008 2.10 |
テキサス独立の戦いにおける英雄的エピソードが残るアラモの砦跡 （テキサス州サンアントニオ市） |
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| 2007年12月に訪問したアメリカのテキサス州サンアントニオ市のアラモの砦の跡です。 アラモの砦はもともとはフランシスコ会の僧院、伝導所でしたが、テキサス独立戦争中の1836年2月23日〜3月6日の13日間にメキシコ共和国軍とテキサス反乱軍の間で行われた戦闘の舞台になったところです。テキサス州サンアントニオ市中心街の一角にその遺跡があり、州の記念建造物として保存されています。187名の勇士が約2000人のメキシコ軍を相手にして13日間抗戦して全滅しました。「アラモを忘れるな」を合い言葉にその後テキサスはメキシコ軍との戦いに勝利してテキサス共和国として独立しました。伝説の英雄デイヴィッド（デービー）・クロケット、ボウイナイフで有名なジェームス（ジム）・ボウイなどが指揮官ウィリアム・トラヴィスとともに戦った話は、ジョン・ウエインの「アラモ」など、何回も映画になっています。テキサスは9年後にアメリカ合衆国の１州となります。 サンアントニオは全米で7番目に大きな町で、年間300日以上晴れる気候も味方して年間1000万人もの観光客が訪れる街です。サンアントニオには1991年に一度ヒューストンから日帰りで夕飯を食べに行っていますが、その時は写真を撮っていませんでした。昔見た映画で夕暮れの中、茜色に染まる雲を背景にしたアラモの砦のシーンが印象に残っていて、あんなシーンを見たいと思っていました。幸い今回国際会議がサンアントニオで開催されることになり、アラモの映画のDVDを２本購入し、予習して出かけました。アラモの砦跡は市の中心に近いところにあり、周りは近代的なビルが林立しています。幸いアングルを選ぶとビルが入らない角度で撮ることができました。天気の方はなんともコントロールできません。夕暮れ時には雲があまりない状態でした。少し夕暮れの感じを強く出すように現像しています。いだいていたイメージと少し異なる写真ですが、色は良い雰囲気になりました。 |
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