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2008 2.17 |
いつも大勢集まって陽気な雰囲気で賑わっているリバーウォーク （テキサス州サンアントニオ市） |
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| 2007年12月に訪問したアメリカのテキサス州サンアントニオ市の夜のリバーウォークです。 サンアントニオ市は現在は全米で７番目に大きな都市で、住みたい都市ベスト15にも名前を連ね、年間1000万人を越える観光客が訪れる人気の町です。先週紹介しましたアラモの砦と並ぶ人気スポットがここ。リバーウォークです。市の中央を流れるサンアントニオ川にそって、遊歩道が設けられています。この川沿いの地帯をリバーウォークと呼んでいます。特に夜はご覧のような色彩豊かな照明が点灯し、数多くの飲食店が軒を連ねて、にぎやかな繁華街となります。南の国の陽気な雰囲気そのままに、楽しい食事や会話にメキシカンなどの歌声が混ざり、見たり聞いているだけでも楽しくなります。観光客にも人気のスポットですが、地元の人達もここでよく食事をします。今は全米でも有数のにぎやかなところですが、ベトナム戦争直後は国全体の停滞もあり、サンアントニオ市街がさびれてしまいました。特に市の中心部から逃げ出す人が多く、この付近もスラム化してしまったそうです。このままではいけないと市の再生を進めましたが、その時に真っ先に手をつけたのがサンアントニオ川沿いの再開発だったそうです。次第に市民が集まるようになり、「リバーウォーク」として市の発展のシンボル的に盛り上げていったそうです。都市再開発の成功例として多くの自治体などが訪問調査して分析報告などが出されています。 夜景、とくにイルミネーションを含む夜景の撮影は露出の設定が鍵です。イルミネーションを綺麗に撮るためには相当絞り込まなければいけません。オートで露出を決めると、多くの場合イルミネーションに対しては露出オーバーになり、光が滲んでしまします。但し、今回のようにある程度店や人出などを写そうとすると、明るく撮影しなければなりません。余裕があれば露出設定を変えて何枚か撮影して、よいものを選択するといいと思います。時間など余裕が無いときは、私はイルミネーションが滲まないような暗い露出設定で撮影します。程度によりますが、後で明るく補正することはできますが、滲んだ光を修正することはできません。この写真は小さなイルミネーションがはっきり写り、大きな（光の強い）イルミネーションの滲みは我慢して、川、人、店が少し分かるような明るさで撮影しました。にぎやかな雰囲気を出すためには、もう少し明るく撮影してもよかったかなと思っています。露出とともに大切なのがブレ防止です。三脚が使えれば良いのですが、旅先では使えないことが多いです。今回はF1.4という明るいレンズを使い、ISO感度を上げて、さらに柱にカメラを持つ手を押しつけて、ブレを少なくするようにして撮影しました。 |
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