 |
2008 2.10 |
「火の鳥」のモデルともいわれ、世界で最も美しい鳥といわれるケツアール （コスタリカ） |
 |
 |
 |
| 2007年11月にコスタリカの高地でであったケツアール（Resplendent Quetzal）です。 世界で最も美しい鳥といわれています。メキシコ南部からバナマにかけての高湿度の山岳地帯の森林に分布生息しています｡顔、背、胸は美しい金属光沢のある緑色で腹は赤色です。全長は35-40cmですが、♂は尾のように見える上尾筒（尾羽の上側基部をつつむ羽毛）が1mの長さに達するものもあります。古代アステカ王国ではケツァルコアトルといわれる羽の生えたヘビという意味の、文化をつかさどる神様が崇拝されていました。ケツアールは神様のような存在だったのでしょう。手塚治虫の「火の鳥」のモデルになった鳥だといわれています。別名カザリキヌバネドリ、あるいはアカハシカザリキヌバネドリともいいます。 コスタリカに鳥を見に行く人の多くがこの鳥を期待しています。私も一番期待した鳥です。私はこのケツアールを見るだけでなく、その長い尾をひらひらさせながら飛んでいる姿を写真に撮りたいという隠れた野望をもってコスタリカにでかけました。残念なことにケツアールが好きな木の実が熟れるのが少し遅くて、期待した明るく開けたところにはでてきてくれませんでした。それでも早朝の暗い林の中に数回出てきてくれました。期待に違わぬ美しい姿を間近に見ることができました。飛んでいる姿の撮影にもチャレンジしましたが、濃い林の中で姿全体を捉えることができません。葉の裏側の方を飛んでいる姿がかろうじて捉えられた程度でした。 |
感想、コメントなどはメールか掲示板でお寄せ下さい。
HPHP 野鳥版 風景版 興味版 麺食版 ブログ快鳥 ブログ快景 掲示板 アーカイブ サイトマップ 更新記録 リンク メール NPHP