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2008 6.29 |
ドンキホーテのように小さな体で果敢に敵に立ち向かうキバラタイヨウチョウ （マレーシア、ランカウイ島） |
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| 2008年2月に訪問したマレーシアのランカウイ島で撮影したキバラタイヨウチョウ（Olive-backed Sunbird：黄腹太陽鳥）です。 全長約11cmの小さな鳥です。ハチドリと同じようにホバリングしながら花蜜･昆虫などを食べます。そのために嘴は細く、長く、下ヘ曲がっています。上面が黄緑色かオリーブ褐色で英名の元になっています｡下胸から下尾筒は黄色で和名の元になっています｡ ご覧のように鏡（自動車のドアミラー）に映った自分の姿を敵と思ったのでしょうか。盛んにドアミラーに向かって戦いを挑んでいました。鳥は外敵との戦いもありますが、繁殖期には自分のテリトリー（縄張り）と繁殖の相手を守るために他の♂の接近、侵入を阻止するために戦います。このキバラタイヨウチョウの♂も鏡に映った姿を、テリトリーを犯そうとする他の♂と思って必死に戦おうとしているのだと思います。撮影しながら、この鳥は現実が理解できず、果敢に突進するドンキホーテのようだなと思いました。他のところですが、カーブミラーに映った自分の姿に突進する鳥や、鏡のような窓ガラスに向かって飛びつく鳥をみたこともあります。 |
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