前 ショウジョウコウカンチョウ　（猩々紅冠鳥）
Common Cardinal　（別名：Northern Cardinal）		 快鳥画集
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ショウジョウコウカンチョウ（Common Cardinal：猩々紅冠鳥）です。スズメ目ショウジョウコウカンチョウ科の鳥で、全長約21cmです。アメリカ東部から南東部、南西部およびメキシコに分布しています。ハワイにも移入されています。畑の縁、林縁部、川の土手沿い、沼地、低木林、密な藪などに生息します。公園や郊外の庭園でも見られ、餌台にもよく集まります。種子、果実、花、植物の芽、昆虫等を食べますが、ヒマワリやベニバナの種子をよく食べます。♂♀とも特徴的なとがった冠羽があります。♂の頭と下面は深い朱色です。背はにぷい朱色で羽縁がオリーブ色がかった灰色です。尾と翼はにぷい赤色であごと嘴の付け根付近が黒色です。♀の上面は灰色がかったオリーブ色です。下面は黄褐色で、腹は淡黄色をおびています。尾と冠羽は赤く、あごは灰色です。嘴は太く、♂♀とも赤色です。
英名のカーディナル（Cardinal）はローマカトリック教会の枢機卿です。枢機卿の法衣と帽子が深紅であることからこの鳥に名付けられています。英名はNorthern Cardinalともいいます。アメリカでは人気のある鳥でプロ野球チーム：カーディナルスの球団名になっています。インディアナ、ケンタッキー、バージニア、イリノイ、ノースカロライナ、オハイオ、ウエストバージニア各州の州鳥になっています。この鳥に最初にあった時の興奮は今でも覚えています。