前 マガン　（真雁）
Greater White-fronted Goose		 快鳥画集
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マガン（Greater White-fronted Goose：真雁）です。 カモ目カモ科の鳥で、全長65-86cmです｡ ロシアの北緯70度以北の地域や北アメリカ極北部、グリーンランドなどで繁殖し、日本、朝鮮半島、中国東北部と東部、アラル海南東部、カスピ海南部から黒海周辺、アドリア海北部、北海周辺部、北アメリカ南西部で越冬します｡日本には冬鳥として渡来します。 内陸の湖沼、周辺の水田、湿地、耕地に生息します。 陸地で採食することが多く、草食性でイネ科植物の種子や草を食べます｡ 地面に羽毛や綿毛などの植物を浅く積んだ巣を造ります。 卵は5-6個産み、 22-28日抱卵し、40-43日間育雛します｡ 現在日本で越冬するガンのうち最も数の多いのがマガンで全体の約60%を占めます｡ かつては日本各地に多数渡来しましたが，狩猟と生息地の縮小によって急減しています｡