前 チフチャフ
Common Chiffchaff		 快鳥画集
No.0588		 次
チフチャフ（Common Chiffchaff：）です。 スズメ目ウグイス科の鳥で、全長約11cmです｡ 南部を除くヨーロッパからシベリアのコリマ川とカフカス、カスピ海地方で繁殖し、アフリカ北部や東部、西部で越冬します｡ 日本では1996年11月に富山県， 1997年11月に大阪府と石川県などで迷鳥として記録されています。 開けた広葉･針葉樹林や林縁、低木地に生息します。 活発にやぶの中を動き回って昆虫を採食します。 地上や茂みの低い位置に葉や苔、茎などで椀型の巣を造り、中には羽毛を敷きます。 白に赤褐色小斑のある卵を5-7個産みます｡
囀りは独特なチィフ、チャフという音の繰り返しで、英名や和名の由来になっています。