前 リュウキュウメジロ　（琉球目白）
Japanese White-eye		 快鳥画集
No.0651		 次
リュウキュウメジロ（Japanese White-eye：琉球目白）です。 スズメ目メジロ科の鳥、メジロの亜種の一つで、小笠原諸島、硫黄列島に分布しています。 全長約11cmです｡樹上性で、 主に葉につくクモやアブラムシなどの昆虫を捕食し、柔らかい果実やツバキやウメなどの花蜜も食べ、樹液も飲みます｡ 春には番ごとに分かれてテリトリーを構え、水平にのびた枝のまたにコケや草の葉、茎をクモの糸でからめたコップ状の巣を造ります｡ 卵数は3-5個で、雌雄交代で11-12日抱卵します｡ 姿は亜種メジロとほぼ同じですが、脇腹に褐色味がなく、クリーム色か汚白色です｡ 上面、耳羽、肩羽、雨覆は緑色でオリーブ色をおびています。喉は黄色をおび、風切と尾はオリーブ緑色で、眼先は細く黒く、眼の周りには特徴的な白い輪があります。