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ツミ（Japanese Sparrowhawk：雀鷹）です。 タカ目タカ科の鳥で、全長は♂約27cm、♀約30cmで、翼開長51-63cmです｡日本産タカ科の中では最小です｡
ロシア、モンゴル、中国、台湾、サハリン、日本などアジア東部の中緯度で繁殖し、中国南部、フィリピン、ミャンマー、インドシナ、マレーシア、スラウェシ島などで越冬します｡日本には4-5月に渡来し、北海道から琉球諸島までで繁殖します｡
平地から標高1000mまでの針葉樹、落葉樹、混交樹の山林に生息します。 カケス、ヒヨドリ、ツグミ、ホオジロ、アトリ、メジロなどの主にスズメ目の烏を捕食します。ほかにノネズミ、大型昆虫、齧歯類、コウモリなども食べます。
春から初夏にかけて、林内のアカマツなどの樹上に営巣します。卵（38×29mm）は青灰色に茶褐色の小斑があり、 3-6個産みます｡ ♂の上面は暗青灰色、胸から腹は赤褐色、虹彩は濃紅色です｡♀は上面が暗灰色、下面は白またはクリーム白色、虹彩は黄色です。胸、腹、脛には濃褐色の横縞があります｡
ツミが営巣繁殖しはじめるころにツミの巣に近いところに多くのオナガが営巣繁殖することがります。 |
