ヒメアカゲラ (姫赤啄木鳥)
Middle Spotted Woodpecker
快鳥画集
No.0677
ヒメアカゲラ(Middle Spotted Woodpecker:姫赤啄木鳥)です。 キツツキ目キツツキ科の鳥で、全長20-22cmです。 ロシア西部、ラトビア南部からウクライナ、バルカンから、アルプス以北の中央ヨーロッパ、フランス西部にかけて分布しています。スペイン北部、イタリア中部でもまれに見られます。 主に昆虫を食べますが、樹液も食べます。木の枝や小枝の昆虫やその幼虫を捕りますが、木の表面や樹皮の下から捕ります。そのために嘴はあまり太くなく、細く尖っていて、ドラミングはほとんどしません。 繁殖期は5-6月です。枯れ木に5cm程度の穴を掘って営巣します。 4-7個産卵し、11-14日抱卵します。 背や翼の模様はオオアカゲラに似ていますが、♂♀とも頭頂全体が赤色です。♂は頭部の赤色が濃く、しばしば毛が逆立っています。