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オオフラミンゴ（Greater Flamingo：大フラミンゴ）です。フラミンゴ目フラミンゴ科の鳥で、全長120-145cm、背丈105-155cm、翼開張（翼開長）140-165cmで、頸と足が著しく長いです。南ヨーロッバ、アフリカ沿岸部とビクトリア湖周辺、紅海沿岸部、ぺルシャ湾北岸からインドに分布しています。
潟湖や塩水湿地、強いアルカリ性の内陸湿地に生息します。上嘴を下に下嘴を上にして嘴の内側にある細かい毛を使って微細な水生植物や水生動物を漬し採って食べます。集団で繁殖し、泥で円錐台状の巣を密集させて造ります。黄白色無斑の卵(90×55cm)を1個、まれに2個産み、♀♂で抱卵し、27-31日で僻化します。雛は淡灰色の綿羽からすぐに灰色の幼羽となり、巣または巣の近くに10日ほど留まり、その後は年齢と大きさがほとんど同じ雛だけが集まって群れをつくります。
65-90日間両親から給餌を受けます。頭部から尾にかけては白色で淡紅色に染まります。淡紅色の濃さは個体による変異があり、食物によっても変わりますが、換羽後が最も鮮やかです。雨覆は深紅色、風切は黒色、翼下面と脇羽は淡紅色、足は淡紅色です。嘴は淡紅色で先端は黒く下に湾曲し、上嘴は薄く下嘴は分厚いです。幼鳥は全体に褐色をおび、嘴は灰色で先端が黒色、足は灰褐色をおびています。和名はヨーロッバフラミンゴともいい、英名はEuropean
Flamingo、Rosy Flamingoともいいます。 |
