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2008 1.13 |
鎌倉の新春の寒さの中で咲き始めたヒカンザクラ（緋寒桜） |  |
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| 鎌倉に初詣に出かけたときに鎌倉宮付近で見かけたヒカンザクラ（緋寒桜）です。 ほとんどが蕾の状態でしたが少し開花し始めているところもありました。暖かげな色と開き始めた花びらの形が、寒さの中に火をともしているような印象でした。。 その色や暖かい印象を出すために、できるだけ暗い背景の中に明るく浮き上がるように、撮影する方向をえらびました。また、明るい陽が当たっていましたのでシロ飛びを避ける目的もあって、かなり暗く補正して撮影しました。それでも花びらの部分が少し飛んでいます。これ以上暗くすると花の明るさが消えてしまうかもしれません。露出の設定も微妙です。 平面的には気に入った構図になっていますが、左上に伸びている枝が前に出すぎているのが少々気になります。明るい花が浮き出すようにしたかったのですが、この枝が前にはりだして主張しすぎているのが惜しいです。 写真の構図には上下左右の位置関係に関する「平面的構図」と、ボケや前後関係のなどの「立体的構図」、さらに移動やタイミングなどに関する「時間的構図」を考慮することが大事だと考えています。この写真に関しては「平面的構図」は○、「立体的構図」は△、「時間的構図」は関係なしといったところでしょうか。一輪の花の撮影にも、いろいろと考えさせられます。 |
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