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2008
3.23
カワセミのホバリングを連続撮影してGIFアニメーション化
近所の川で撮影したカワセミのホバリングをGIFアニメーション化したものです。

カワセミは川や池の上の一定の場所で羽ばたきながら、獲物をを探し、飛び込んで捕食します。その一定場所での羽ばたきを(カワセミに限りませんが)ホバリングと呼びます。カワセミに魅せられて野鳥写真撮影を始めたり、続ける方が多いです。そういった人達の多くが、このホバリングの撮影を行っています。空間の一定の場所にとどまっていますので、飛翔姿とは異なり、撮影は容易ですが、ホバリングを行う時間は数秒程度で、チャンスも少なく、うまく撮影できると嬉しいものです。綺麗に止まったホバリングの静止画写真もいいものですが、動画でホバリングの動きを見ることができると、また一段とうれしいものです。

今日は簡単に動画を作ることができるGIFアニメーション(GIFアニメ)の活用について紹介します。GIFアニメはGIFという形式の静止画像を複数枚使用して、その画像を連続的に切り替えて表示することにより簡易な動画を表示させるものです。ホームページなどの動くアイコンなどによく使われているものです。カワセミのホバリングの場合、連写モードでホバリングの写真を複数枚撮影します。一般的にはJPEG形式の画像になると思います。これを画像処理ソフトの画像変換機能を用いてGIF形式に変換します。GIF形式はもともと簡易な図形などを効率よく表示するのに適した画像形式です。精細な写真や微妙な色を現す画像には向いていません。そのような画像に対してはファイルサイズガ大きくなってしまいます。動画の場合には細部はあまり問題ではありませんので、色数などを少なくして、小さなファイルサイズにしても充分見られます。この画像は2枚の静止画を用いて動画にしていますが、残像効果もあって、あまり違和感のない動画になっていると思います。カワセミなど野鳥のホバリング写真を見てみると、ホバリング中に頭の位置(厳密には目の位置)がほとんどぶれないことがわかります。動画にしてみるとそれがよくわかります。

GIFアニメ作成のソフトは画像処理ソフトに組み込まれていたり、単独のフリー(無料)ソフトとして配布されたりしています。

風景画像へのGIFアニメの活用についてはここをクリックしてご覧になって下さい。

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