キュウシュウコゲラ (九州小啄木鳥)
Japanese Pygmy Woodpecker
快鳥画集
No.0655
キュウシュウコゲラ(Japanese Pygmy Woodpecker:九州小啄木鳥)です。 キツツキ目キツツキ科の鳥、コゲラの亜種の一つで、九州に分布しています。 全長約15cm、体重18-26gです。 平地から山地の林、公園などに生息します。秋冬に山地から暖かい平地に移動します。 木の幹や枝を忙しく動きまわり、餌をさがします。主に昆虫やクモなどの小さな節足動物を食べますが、果実や種子なども食べます。 繁殖期は4-6月で、枯木などに入口の直径3-4cm,深さ15-30cmの穴をあけて巣とします。 白い卵を2-7個産み、12-14日で孵化させます。 ギィーッ,ギィーッと特徴のある声で鳴きます。 頭上から上面、翼は灰黒褐色で、背、翼には白色の横縞模様があります。顔は灰喝色で白い眉斑と頬線があり、顎線は黒褐色です。♂の後頭には赤斑がありますが、♀にはありません。中央尾羽は黒く、外側の羽は白黒の横縞模様があります。下面は白く、両側に黒褐色縦斑があります。 キュウシュウコゲラは本州北部の亜種コゲラに比較して褐色味ガ濃く、翼も黒っぽいいです。